このセミナーは、当校の同窓会である常陽会主催のフォローアップセミナーです。
機能評価・訓練の基礎技術は、特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護施設でニーズの高い『機能訓練指導員』として求められている技術です。
本校で学んだ知識や技術をさらに昇華させ、臨床の現場で活かせるように学んでいきます。
本校で教鞭をとっている松村先生に、機能訓練指導員がリハビリ現場で主に求められるMMTやROMといった評価方法などの基礎技術を修得することを目的として設置されました。
内容は≪ROMやMMTなどの評価方法≫、≪リハビリのプログラム作成及び実施≫、≪症状に合わせた手技療法≫を中心に1年間で年5回(10時限「1時限は1時間30分」)の講義です。
8時限以上出席した方には、常陽会名による講習会修了書を授与いたします。
講義内容 ※下記は昨年度実績です | |
1 | ROM(上肢) |
2 | ROM(下肢) |
3 | MMT(上肢) |
4 | MMT(下肢) |
5 | ROM訓練① |
6 | ROM訓練② |
7 | ADL① |
8 | ADL② |
9 | プログラム作成 |
10 | プログラム実施 |
機能訓練指導員とは
特別養護老人ホームや、デイサービスで一人以上の配置が定められている大変ニーズのある職業です。
おもに介護施設(デイサービス、老人ホーム、病院)などで日常の生活能力の向上を目的とし、高齢者へのリハビリ訓練を行います。近年、この機能訓練をメインにしたデイサービスやリハビリ施設も多く開業され、活躍の場はさらに広がっています。
デイサービスを運営するには行政の定める「配置要件」があり、必要な資格を持ったスタッフを配置する必要があります。
「機能訓練指導員」はデイサービスにおいて、必ず一人は配置しなくてはならない、重要な職種です。